フリーライターAさんの裁判を支援する会

すべてのハラスメントにNO!性暴力と嫌がらせ、報酬不払いを許さない! 勇気をもって声をあげたAさんの裁判を支援する会です。出版ネッツのメンバーが運営しています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

フリーライターAさんの裁判が「労働弁護団賞」受賞!

日本労働弁護団総会では毎年、その年の意義のある判決や労働委員会命令について「労働弁護団賞」という賞を贈っています。 今年は本件、フリーライターAさんの裁判(「アムールほか事件」)が受賞しました! 授賞理由は、フリーランスへの安全配慮義務を認め…

シンポジウム開催のお知らせ 「2つの性暴力裁判 勝利確定への道のり」

今年5月、フリーライターAさんの裁判と時を同じくして、長崎市でメディア業界で働く女性の性暴力裁判が勝訴確定しました。 新聞労連と出版労連が支援したこれらの裁判は、組合員である原告へのバッシング防止のために匿名性を守りました。 闘いを振り返りな…

フリーライターAさんより 〜今度は私が支える側に

裁判の勝訴が確定し、Aさんよりお礼のメッセージがとどました。——— 皆様、これまで裁判を支援してくださり、本当に本当にありがとうございました。皆様の存在は、裁判を続ける中でとても大きな力になりました。事件が起きてから、二次被害と言えるような状…

控訴の提起はされず、判決が確定しました

<ご報告> フリーライターA さんのセクハラ・パワハラ・報酬不払い裁判で、5月25日東京地裁が下した判決について、6月14日時点で被告は控訴をしていないことがわかりました。 これで、報酬の支払いおよび被告代表者の不法行為と被告会社の安全配慮義務違反…

フリーライターAさんの勝訴に寄せて

性暴力の現実から支援のあり方を考えるために被害当事者の語りを分析した本『性暴力被害の実際──被害はどのように起き、どう回復するのか』(齋藤梓・大竹裕子編著、金剛出版)によれば、性暴力被害とは、一人の人間として意思を尊重されず、道具やモノのよ…

勝訴しました! 東京地方裁判所判決にあたっての声明

2020年7月13日に提訴して始まったフリーライターのAさんの裁判は、2022年5月25日に東京地方裁判所の判決が示され、報酬の未払いとハラスメントへの損害賠償のいずれも認められました。 セクハラの被害者心理にも言及されたうえで、被害者(原告)の供述の信…

フリーライターAさんの裁判 判決報告集会のお知らせ

フリーライターAさんのセクハラ・パワハラ・報酬不払い裁判 判決報告集会のお知らせ 1年半にわたって争われてきたAさんの裁判が、5月25日、判決を迎えます。 5月26日には、判決報告集会(オンライン)を開きますので、ぜひご参加ください。 ■判決の言い渡し …

皆様からいただいた署名を東京地方裁判所に届けました

フリーライターAさんが起こした裁判で「公正な判決を求める」オンライン署名をしてくださったみなさま、そのご協力に感謝申し上げます。 3月30日16時30分に、みなさまのお名前を一覧とした署名用紙(オンライン署名分623通、団体署名分163通)を東京地方裁判…

性暴力と嫌がらせ、報酬不払いを許さない!オンライン署名にご協力をお願いします

性暴力・未払い裁判への裁判官の公正な判決を求める署名にご協力をお願いします! フリーライターAさんが、報酬とハラスメントに対する慰謝料の支払いを求めて東京地方裁判所に起こした裁判は、10回の口頭弁論を重ねて2月16日に結審。5月25日に判決が下されま…

最終口頭弁論 傍聴記 Aさん、ここまで本当にお疲れさまでした

報酬不払いとセクハラ・パワハラの損害賠償を求める裁判が2022年2月16日、結審した。当日東京地裁には25人の支援者が集結したが、コロナ禍「第6波」の渦中であり、前回26席だった傍聴席は16席に減らされた。 13時10分、予定より5分ほど早く開廷。書証のやり…

最終口頭弁論でのAさんの言葉を紹介します

2022年2月16日、東京地裁にて、フリーライターAさんの最終口頭弁論が行われました。 通常、口頭弁論では書面のやり取りがなされるだけですが、Aさんの希望もあって本人の口から、公正な判決を求める意見陳述が読み上げられました。 Aさんの言葉をそのまま紹…

性や男女平等に関わる教育の後退が事件の背景に

2021年12月に開催された「Aさんを支える会 総会」での広報チームメンバーの発言を紹介します。 ------------------- Aさんを支える会の広報チームは2020年9月に発足し、Aさんの裁判の支援の輪を広げるため、13人のメンバーで、このブログやTwitter、Facebook…

裁判官の皆さんへ 〜もうひとつの証言

2021年11月に行われた証人尋問を傍聴していた人が、自身の体験を書いて送ってくれました。 誰にも話せないことがある――それはなぜなのか。 裁判官たちにぜひ読んでほしい、もう一つの証言です。 ーーーーーーー 昨年11月のAさんの証人尋問をつぶさに聞いて、…