フリーライターAさんの裁判を支援する会

すべてのハラスメントにNO!性暴力と嫌がらせ、報酬不払いを許さない! 勇気をもって声をあげたAさんの裁判を支援する会です。出版ネッツ(http://union-nets.org/)のメンバーが運営しています。

支援会メンバーの日記

『その名を暴け』にみるメディア戦略の戦慄

すでに、このブログで3回にわたって言及されているノンフィクション『その名を暴け』(新潮社)。アメリカ「ニューヨーク・タイムス」の記者ジョディとミーガンが、ハリウッドの大物プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタインによる性暴力の事実を綿密…

「『表現の現場』ハラスメント白書2021」が公表されました

2021年3月24日、「『表現の現場』ハラスメント白書2021」が公表されました(*1)。 調査を行ったのは、アーティストや作家の有志により発足した「表現の現場調査団」(*2)。 写真、映像、芸術、文芸、報道、演劇、漫画、研究、デザイン、ゲーム、ダンス、古…

第5回口頭弁論を傍聴して〜被害者心理への理解を求めて準備書面提出

2021年3月24日、東京地裁708号法廷にて第5回口頭弁論が行われました。いつものように、原告側にはAさんと長谷川悠美・青龍美和子両弁護士、被告側は代理人の弁護士1人のみの出席です。傍聴席はAさんを支援する会のメンバーで満席。といっても座席1つおき…

「子育てしながら働く権利」に最高裁は真剣に向き合ったのか? 〜マタハラ裁判原告へのエール〜

※写真はイメージです 2020年12月8日、最高裁は、子どもを育てながら働く権利をめぐって争われた訴訟(=マタハラ裁判)の上告を棄却しました。昨秋、Aさんの裁判支援集会に「原告同士励まし合っていきましょう」とメッセージ(*1)を送ってくれた「女性ユニ…

第4回口頭弁論を傍聴して

Aさんとともに裁判を闘う長谷川弁護士(左)と青龍弁護士(右) 2月8日13時15分、東京地裁709号法廷にて第4回口頭弁論が開かれました。 この日は、被告から提出された準備書面の「陳述」と証拠の取り調べを行いました。といっても書面を読み上げるわけではな…

「自分のため」に闘うことの大切さ

11月6日、Aさんの裁判を支援する集会で、この事件の内容を具体的に知り、支援の輪に入ることを決めました。 私は以前働いていた職場での団体交渉中に、経営陣から度重なる嫌がらせ、不当労働行為とされるハラスメントを受けました。交渉は無事、合意に至りま…

立ち上がるのは、新たな被害を防ぐため ~『その名を暴け』にみる被害者心理(3)~

『その名を暴け』に登場する被害女性たちは、ニューヨーク・タイムズの取材に、最初は一様に口が重い。秘密保持契約を結ばされていた場合もあれば、加害者を匿名告発したことで、スポンサーから契約を切られるなど傷を負っていた場合もあった。 「ハリウッド…

フリーライターAさんの裁判、マンガでわかりやすく紹介していただきました

フリーライターAさんの裁判って、どんな事件? マンガでわかりやすく紹介していただきました。 マンガ/広浜綾子「思想運動」2020年12月号掲載 <関連記事> さらに詳しい事件概要は、こちらをご覧ください。 withyou-nets.hatenablog.com withyou-nets.hate…

加害者と仕事を続ける場合がある ~『その名を暴け』にみる被害者心理(2)~

前稿で「被害者がNOをいうのは簡単じゃない」ということを書いたが、引き続き『その名を暴け』の証言者の多くに共通している点について書きたい。 それは「その後も、加害者と仕事を続ける人が多い」ということ。キャリアのために、生活のために…というの…

被害者がNOをいうのは難しい  ~『その名を暴け』にみる被害者心理(1)~

2017年ハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの20年以上にわたる女優たちへのセクハラが発覚。#MeToo 運動に発展した。 書籍『その名を暴け』(ジョディ・カンター/ミーガン・トゥーイー著)は「ニューヨーク タイムズ」の女性記者2…

「支援する集会」リレートークより〜SNSを活用して支援の輪を広げる

2020年11月6日に開催された「フリーライターAさんの裁判を支援する集会」では支援する各団体から7名の方のリレートークが行われ、この事件への憤りとともに、裁判を起こしたAさんの勇気に共感する言葉が述べられました。それぞれのトークの内容をご紹介し…

第3回口頭弁論を傍聴して

12月7日13時15分から、東京地裁709号法廷にて第3回口 頭弁論が開かれました。傍聴席は満席で、この裁判に対する関心の高さがうかがえました。被告側からは代理人(弁護士)1名の出席でした。原告側からの書面を提出すると、すぐに次回の期日の調整に入り、あ…

Aさんの背後には多くのAさんがいる

「フリーライターAさんの裁判を支援する会」が立ち上がったとき、私自身が若い頃に体験したセクハラ事件を思い出した。事件というほどではないが、セクハラはセクハラである。 それは私が編プロで働いていたときのこと。その編プロの後ろ盾になっていたのが…

Aさんの裁判を傍聴して

去る10月28日、東京地裁にてAさんの裁判が開かれました。2回目の法廷(口頭弁論)です。裁判官は1回目はおひとりだったのですが、今回からは3名による合議制に変わりました。この訴訟が多くの注目を集めていることを裁判所側が意識したことによるようです…

「MeToo」「WithYou」の思いと言葉と行動で

Aさんが出版ネッツに相談に来たのは昨年10月末。最初は労働局に相談に行ったが、労働局で相談を受けるのは雇用労働者のみ。たまたま相談担当者が出版ネッツのことを知っていて紹介してくれたという。よくぞつながってくれたと思う。相談するという行為は、非…

Aさんのことばを信じます

「女はいくらでも嘘をつける」と言い放つ国会議員、人生相談の記事で相談者を「嘘、大げさ」と決めつけるような回答者など、性暴力や性被害を受けたという人のことばを真っ向から全否定する人が、います。 性暴力は、第三者のいないところで起こることが多い…